米ドル建て資産投資のススメ(その2)

5月4日、米連邦公開市場委員会(FOMC)で、FRBは22年ぶりとなる0.5%の利上げを行いました。また、パウエル議長は記者会見で「今後2回程度の会合でも0.5%の利上げを検討する」とも述べています。
今回は、米ドル金利の上昇・為替相場の米ドル高円安トレンド下での、具体的な投資方法をご紹介したいと思います。
先ず最初は、取引コストの安い米ドルMMFまたはFX積立(レバレッジ1~2倍)を利用した積立投資です。通常これらの金融商品は政策金利の影響を受けやすいので、FRBの利上げ期間中、MMFであれば利回りが上昇、FXであればスワップポイントが増えていきます。また、米ドル高円安が進めば、為替差益も狙えるでしょう。
そして、FRBが利上げを終える頃、米ドルの長期国債の利回りもかなり上昇していると考えられますので、MMFまたはFX積立で貯まった米ドル資金を使って、高利回りの米ドル長期国債を購入します。
次に、米国株式投資ですが、FRBの利上げの初期は、今後どれだけの利上げが行われるか見通せない不安から、株式相場は大きく下落するリスクをはらんでいます。特に、金利上昇期では、成長株の下落は、さらに大きくなります。
そこで、FRBの利上げの初期は様子見に徹し、インフレがピークアウトしたのではと思われる頃から、米国株式のETFまたは投資信託を利用して積立投資を開始します。ただ、インフレのピークアウトを正確に判断するのは難しいので、その後の株式相場の大幅な下落を恐れるのあれば、長期戦に備えて高配当のETFまたは投資信託に投資するのが良いでしょう。


